ラウンド1、そしてラウンド2と、脇田は研ぎすまされた集中力と誰にも負けない体力を振り絞り、全力でフルヒートを闘いぬいた。壮絶なワイプアウトを強いられ、大事なガンも次々に失った。しかし脇田のファイティングスピリッツはまったくかげりを見せなかった。脇田にはプロサーファーとして凄まじい試合を見せてもらいました。
時にはクローズアウトセットも入り、25ftプラスのジャイアントピークがスイングしながらラインナップしてくるワイメアベイ。66歳のクライド・アイカウさんを筆頭に優勝した24歳のジョンジョンまで総勢28名、平均年齢44歳の招待選手達が一丸となって目もくらむようなビッグウェイブに挑み乗りこなしてみせてくれました。
恐れを知らない脇田のチャージは世界中のギャラリーに ” Takayuki Wakita ” とジャパニーズサーファーの存在をまたさらに印象づけたに違いありません。
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